オール電化を導入する場合には何はともあれ費用の問題が肝心になります。みなさんはなかなかオール電化の導入にかかる費用を知らないかもしれません。費用の準備をすることが大きな問題ですので、まずはお金の問題をよく確認しておくことが重要です。いざ、オール電化を導入する段階になって資金が足りないなんて悲しいことですね。しっかりと必要な資金を準備することにつとめましょう。このページではオール電化を家庭に導入する場合にかかる費用を紹介します。決して安くない金額になりますのでよく確認することが大切になります。できるだけ詳しく説明しますので確認をお願いいたします。
最初にオール電化を導入する場合に必要な工事の種類を説明します。オール電化を導入する場合には基本的には電気給湯器とIHクッキングヒーターの導入が必須だと思います。それに加えてオール電化を導入するための基本の工事をすることになります。オール電化の導入にかかる費用を計算するためにはこの3つにわけて考えることになります。電気給湯器の導入には30万円から40万円程度の費用がかかると思います。もちろん、電気給湯器の能力や容量によって金額は上下します。電気給湯器の本体価格は25万円くらいの金額が一番安いか確定ではないでしょうか。また、高い価格帯では40万円前後になります。大家族の場合には大きな給湯能力をもつ必要がありますので金額は高くなりますね。
IHクッキングヒーターの導入には10万円から20万円くらいの金額がかかります。こちらは電気給湯器にくらべると安い金額での購入ができます。IHクッキングヒーターは埋め込み式になりますので見た目にもきれいですのでおすすめですね。オーブン機能や食器洗浄の機能がついている場合には20万円を超える機種もあります。そして、オール電化を導入する場合には基礎の工事が必須です。一般の家庭には基本的に100ボルトの電気が流れています。オール電化を利用するときには100ボルトの電気を200ボルトにパワーアップさせる必要があります。ですから、基礎の工事として電圧の変更工事を実施します。そして、オール電化の料金プランに対応できるように宅内の電気配線も変更する必要があります。これに加えて、電気給湯器やIHクッキングヒーターの設置工事をすることになります。こうした基礎工事にかかる費用は15万円前後から依頼することができると思います。
オール電化の導入には以上のような工事をします。工事にかかる費用を合計しますと、安い場合で55万円程度、高い場合には100万円を超える費用になることもあります。とくに電気給湯器やIHクッキングヒーターの設置工事は家庭の状況によって大きく変わります。とくにIHクッキングヒーターは埋め込み式ですので、キッチンの部分を大規模に改造することになる場合があります。こうした大きな工事をする場合には金額だってかかります。また、既存のガス器具を撤去する必要もありますので、こうした費用も計算に入れておくことが肝心になります。安い工事店では一括工事パックを提供している場合があります。こうした一括工事パックでは電気器具の本体価格と基本工事費用の合計で45万円前後の金額で大丈夫なケースもあります。こうしたパックを利用することも安くおさえるためのコツですので覚えておきましょう。